うまばなし

アーモンドアイで500/671口の抽選に落ちた人生の敗者

(所感) ノルマンディー17年産募集馬を見て、申し込むとしたら…

ノルマンディー募集の最終中間が出たことですし、後々の自分の記録として簡単に所感でも書いていきます。ほとんど動画を見ておらず、静止画判断です。あくまで一個人の意見ということで、お願いします。

 

まず、その中間発表結果から。

(ノルマンディーさんのHPより引用)

 

2017年産募集馬の先行募集において、各募集総口数に対する申込口数の割合が
50%を上回った募集馬をお知らせいたします。(10月22日16時現在)
 
会員様からのお申込み割合(募集総口数の90%に対する申込割合を算出)
募集No.4  オメガフレグランスの17 223%
募集No.13 ミネルバサウンドの17 108%
募集No.19 デアリングバードの17 100%
募集No.11 ハッピーダイアリーの17 97%
募集No.9  ストックの17 93%
募集No.8  ショウナンハトバの17 65%
募集No.2  リトルビスケットの17 55%
 
ご新規でのお申込み割合(募集総口数の10%に対する申込割合を算出)
募集No.19 デアリングバードの17 120%
募集No.4  オメガフレグランスの17 105%
募集No.11 ハッピーダイアリーの17 65%
募集No.13 ミネルバサウンドの17 65%

 

 中央重賞馬の下やセレクト落札馬、種牡馬として人気があり、かつノルマンディーでは珍しいエピファネイア、ハービンジャー産駒などがランクインしており、まあ字面からすれば妥当な人気順だと思います。

 

因みに、僕が良いと思ったのは以下の3頭。こちらについては動画も見ました。

 

  • キョウエイアン
  • クイーンナイサー
  • ラインレジーナ

 

キョウエイアン

値段と出来のバランスを考えるとかなり割安だと思いますし、ヴァンセンヌも種馬として結構面白そう。牝系がショボいのはノルマンなら仕方ないところはありますが、芝短距離~マイルでコツコツ稼いでくれる馬になりそうです。かなり楽しめそうな一頭。

 

クイーンナイサー

半兄がイマイチ奮わない当クラブにあって看板馬的存在になりつつありますが、その弟だけあってやはり良い出来です。ただ非常に気になるのは厩舎。なぜ兄と同じじゃないのか、そしてノーザンべったりのとこなのか。どんな裏事情があるか知る由もありませんが、普通に考えたら政治的に厩舎での序列は下になってしまいますよね。いくら半兄が走っていて、かつ募集馬全体で見て相対的に出来が良いからと言っても、ノルマン育成のホマレボシで2000万オーバーは、行くには中々勇気が要りますね。

 

ラインレジーナ

お値段以上でかなり面白そうな馬だと思います。祖母のラインにはそこそこ活力がありますし、なんと言ってもノルマンならゴッホですよね。アリンナ2世としていかがでしょうか。

 

この3頭の期待値を具体的に言うと、「最低でも勝ち上がりは間違いないでしょ」ってくらいです。クイーンナイサーは値段的にも勝ち上がり程度では我慢できませんが、他の2頭は勝ち上がってしまえば、維持会費の安いクラブでもありますし、末永く楽しめると思います。あと気になったのは、2.リトルビスケットくらいですね。

 

全体的に、やっぱシルク、キャロ、東サラ等の社台/ノーザン系クラブを一通り見てからだと、全体の出来に物足りなさを感じます。

僕自身の馬の見方も変わってきているので、去年とかと比較した出来の良し悪しは一概に言えませんが、例年通り、そこそこ良い馬はいるが大活躍を期待できるかはどうだろう?といった印象です。

そもそもこのクラブ自体が「丈夫に育てて、いっぱい走らせるぜ」というコンセプトなので、出資する側も年に数戦するオープン馬より、毎月のように走る条件馬に重きを置いているはずですがね。それでも最近は、馬が丈夫じゃないという、コンセプトを根底から揺るがす状態になってますが…。

 

と言うわけで、今年の募集馬を見た結果として、人気してるネームバリュー馬、血統馬より、先行募集で満口にならない馬たちに見所がありそうというのが、僕の所感です。動画みたらまた印象が変わるかも知れませんが、概ねこんな感じかと思います。

 

繰り返しになりますが、あくまで個人の勝手な意見ということで、ご了承ください。

仮に僕が申し込むとしたら、

  • キョウエイアン
  • ラインレジーナ

の2頭です。

 

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