うまばなし

アーモンドアイで500/671口の抽選に落ちた人生の敗者

(シルク募集馬検討③) ラックビーアレディトゥナイト → プルーフオブラヴ

ラックビーアレディトゥナイト17

父:キングカメハメハ / 母父:Mr. Greely

厩舎:尾関 知人 (美浦) / 一口価格:10万(5000万)

 

ラックビーアレディトゥナイトの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club(シルクHC様HPより)

 

馬体(★★☆☆☆

馬体のバランス、トモの容量、筋肉のつき方、肘離れ、肩肘回りの造り。いずれも非の打ちどころがありません。右前がひどく曲がっていますが、実際競走にいってどう出るかは何とも言えませんので、そこを許容できるかどうかだと思います。動画を見ると脚先の捌きは柔らかいですが、後ろ脚を使ったある気ができていません。可動域も狭いですし、ちょっとイマイチですね。

体高 胸囲 管囲 体重 ⇒ 154.0 172.0 19.9 438

 

血統(★★★★☆

母は現役時代英走って未勝利ですが、妹のメイビーから先日英2000ギニーを勝ったSaxon Warriorが出ており、当馬にとって従兄弟にあたります。4代母Rose of Jerichoはドクターデヴィアス(グレーターロンドンの母父)やシンコウキング(高松宮杯)を輩出した名牝です。母方の4列目にミスプロが入っているキンカメ産駒にはレイデオロやレッツゴードンキがいますが、全体的にはダート色が強い組み合わせになっています。牝系を見ても爆発する下地は整っていそうです。

 

総評

おそらく右前の曲がりが顕著なのでこの値付けになっているのでしょう。この血統なら5000万で出せるはずがありません。これを地雷と見るか、バーゲン価格と見るかは捉え方次第ですが、僕は歩様がイマイチだと思ったので見送る予定です。

 

 

フラニーフロイド17

父:ダイワメジャー / 母父:Freud

厩舎:手塚 貴久(美浦) / 一口価格:3.6万(1800万)

 

フラニーフロイドの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club(シルクHC様HPより)

 

馬体(★★☆☆☆

正方形に近いシルエットで極端に短い首。全体的に肉付きが良くていかにもダイワメジャー産駒らしい馬体です。腹袋はしっかりしていますが、背中のラインが個人的に嫌いです。トモは大きさ、形ともに問題ないですし、体の芯も問題なし。あと、体質も強そうですね。脚の造りとまだ大きくなりそうなところから故障のリスクはそれなりにありそうです。歩様はちょっと固めですが、すでに結構完成度が高いので早期からいけそうなのは強みですね。

体高 胸囲 管囲 体重 ⇒ 155.0 178.0 21.0 493

 

血統(★★☆☆☆

母は米で8勝を挙げていて、GⅠも勝っています。当馬の上にディープ産駒が3頭いますが、1頭が1勝を挙げたのみで後の2頭は中央未勝利。この体たらくだと、ダイワメジャーで毛色を変えた配合がどう出るか興味があります。母はこれでもかというくらい米快速の血を詰め込んだ構成。ダイワメジャー×Storm Bird系の相性は良好でロードヴァンドールなどが代表馬として挙げられます。

 

総評

ぶっちゃけ僕はダイワメジャー産駒が好きじゃありません(笑)。なんか馬体詐欺タイプが多い印象があって、というかそもそも産駒の馬体の特徴が好きじゃなくて。ブログなので超個人的な好みで書いてますが、早期から楽しめそうなところは魅力ですね。ただ間違いなく短距離馬で、芝よりダートが向いているようにも思えます。

 

 

プルーフオブラヴ17

父:ロードカナロア / 母父:サンデーサイレンス

厩舎:鹿戸 雄一(美浦) / 一口価格:7万(3500万)

 

プルーフオブラヴの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club(シルクHC様HPより)

 

馬体(★★★★☆

ちょっと芯の弱さを感じる立ち姿ですが、軽さがありそうな馬体。トモは大きさこそまずまずなものの、筋肉のつき方は素晴らしいです。背中が長いのが気に入りませんが、それ以外は特に文句をつけるところはなく、好馬体だと思います。歩様も前へ前へという姿勢が感じられますし、単純に脚が速そうですね。運動神経が良いです。

体高 胸囲 管囲 体重 ⇒ 150.5 172.0 20.2 430

 

血統(★★★☆☆

www.umabanashi.com

 

総評

僕が去年の募集馬で一番良いと思った馬はプチノワール(ブランノワール)なのですが、結構イメージがかぶるところがあります。血統的な裏付けもありますし、この出来なら楽しみですね。もちろん人気するとは思いますが。

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