(シルク募集馬検討⑥) アコースティクス → アドマイヤセプター

アコースティクス１７

父：キンシャサノキセキ　/　母父：Cape Cross

厩舎：武市 康男（美浦）　/　一口価格：４万（２０００万）

アコースティクスの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club（シルクＨＣ様ＨＰより）

馬体（★★★★☆）

トモの形は良いですが、全体的にもう少し馬体にボリュームがあればと思います。しっかり立てていますし、短く切れ上がるような背中も好感で、良い馬体だと思います。歩様に関しても、もう少し全身を使った動きをしてほしいものの、後肢がしっかり伸びていて踏み込みも深いですし、素晴らしい出来だと思います。

体高 胸囲 管囲 体重　⇒　151.0 172.5 19.5 431

血統（★★★☆☆）

ネオユニヴァース産駒の兄ロジユニヴァースが日本ダービーを勝ち、種牡馬になっていますが、それ以降の兄弟はディープ等上級種牡馬を付けられているのに関わらず成績は振るいません。当馬は母１６歳時の仔ということで、今更優秀な馬を再び出せるのかというと、正直疑わしいところではあります。キンシャサ×Cape Crossの組み合わせはこれまでいませんが、キンシャサ×Danzig系の組み合わせからはカシアスなどが出ていてそこそこ相性が良い組み合わせです。Haloクロスは可もなく不可もなくです。

総評

兄が日本ダービー馬ということで母のポテンシャルに疑いはないのですが、ロジユニヴァース以外の産駒がイマイチの成績しか残せていない点が気がかりではあります。ただ馬自体は非常に良い出来だと思いますし、値段も手ごろで即満口にはならないと思いますので、可能な限り様子見をしたい一頭です。

ヴァルホーリング１７

父：エピファネイア　/　母父：Halling

厩舎：高柳 瑞樹（美浦）　/　一口価格：４万（２０００万）

ヴァルホーリングの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club（シルクＨＣ様ＨＰより）

馬体（★★☆☆☆）

メリハリのないシルエット。馬格の割に胸前のボリュームに物足りなさを感じます。軸が弱そうな立ち姿で前に頼っています。トモは大きさ、形ともに結構良いと思います。歩様は前後肢とも可動域の広さがイマイチで、肩の動きがあまり良くありません。歩くリズムは悪くないですが、センスがあるかといわれると疑問です。

体高 胸囲 管囲 体重　⇒　156.0 173.5 20.2 431

血統（★★☆☆☆）

母の兄弟にエイシンプレストンがいますが、それ以外は活躍馬おらず。母の仔(当馬の兄弟)の成績も微妙です。エピファネイアとの相性は分かりません。

総評

エピファネイアなのである程度は人気するでしょうが、普通の馬って印象を受けます。

アドマイヤセプター１７

父：エピファネイア　/　母父：キングカメハメハ

厩舎：木村 哲也（美浦）　/　一口価格：７万（３５００万）

アドマイヤセプターの17 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club（シルクＨＣ様ＨＰより）

馬体（★★★☆☆）

同じ父だからかヴァルホーリングとよく似た絵面ですね。こちらのほうが肉付きが良く、肌艶も良いので見栄えはします。またゆとりのある立ち姿も好感ではあります。ただトモの筋肉のつき方は先ほどのエピファ産駒の方が良いです。動画もはきはき歩けてはいますが、小手先で歩いている感じで後肢の推進力を感じません。踏み込みは深くて良いと思います。

体高 胸囲 管囲 体重　⇒　152.5 181.0 20.0 456

血統（★★★★★）

母は中央５勝馬で、父キンカメ、母アドマイヤグルーヴ、そしてドゥラメンテの全姉という超々良血馬。そこに父クリスエス、母シーザリオというこれまた良血馬のエピファネイアという組み合わせ。２列目がシンボリクリスエス、シーザリオ、キングカメハメハ、アドマイヤグルーヴというだけで出資したい度が跳ね上がります。

総評

今のところ馬自体は普通に見えますが、これほどの良血馬ですのでこれから劇的に成長する可能性もあり、注目の一頭です。この血統で牝馬となると気性が悪いほうに出ないか心配ではありますが、今のところその様子もなさそうで一安心。僕はいきませんが、どれだけ票が伸びるのか注目しています。