うまばなし

アーモンドアイで500/671口の抽選に落ちた人生の敗者

【申し込み馬】 シルク大抽選会は厳選の1頭に突撃

まだ検討記事を全頭どころか半分も書けていませんが、本日の17時をもって1次募集締め切りとなりましたので、まずは申し込み馬について書いていきます。

自分が後々振り返るためという側面も強いため、かなり簡略化するとは思いますが、残りの募集馬検討記事もいずれは書くつもりです。

 

シルク1次で申し込んだ厳選の1頭

 

さて、本題の申し込んだ馬ですが、悩んだ挙句1頭に絞りました。

実はまだ検討記事を書いていない関西の馬なのですが、これまでに倣って星で表現すると、

馬体:★★★★☆(半星がないので…4.5★)

血統:★★★★☆

くらいになります。

 

まず馬体ですが、静止画で見ると正直かなり好きじゃない馬体(笑)。というか、現状では幼さが先立ちすぎています。背中が長いのも気にくわないですし。ただトモの容量は十分で、腹袋も大きく全体的には良い意味でコンパクトにまとまっていますし、まずまずの馬だと思います。ただこの静止画では絶対にいっていませんでした。

評価を一変させたのは動画。前進気勢に溢れていますし、柔軟性は抜群。だからと言って緩さは皆無で、後肢は飛節までしっかり伸びて踏み込みはかなり力強いですし、可動域に関しては、体の大きさを考慮したら全馬でNo.1じゃないかというくらい全身を使って歩けています。センスの塊のような馬です。

これまでの出資馬は結構馬体で選んできたところがありましたが、1頭入魂の決断を下すにあたり、この動画は十分すぎるほど意味がありました。

 

次は血統。父とCozzeneの組み合わせからはエピセアロームが出ていますし、Grey Sovereign系で括るとソルヴェイグが出ています。当馬は母父アドマイヤコジーンで、これまでこの母父を持つパターンは意外にも1頭も走っていませんが、上記の活躍馬がいることを考えれば、まず相性は良好と考えて差支えないでしょう。アドマイヤコジーン産駒というと個人的には真っ先にアストンマーチャンが思い出されますが、この馬も短距離を主戦場にスピードの絶対値の違いで他馬を圧倒していた記憶がありますし、やはり快速血統の裏付けがあります。

また当馬はアドマイヤコジーンのライン以外からも、母母父のGolden Pheasant経由でもCaroの血を持ってきて、母父の血を強めている血統構成。Caroのクロスを母内で持つダイワメジャー産駒はこれまで一頭もいませんが、Caroの特徴から考えると、大幅プラスになってもマイナスになることはあり得ないでしょう。父母でノーザンテーストの3×4が発生してますが、これはまあ主流すぎる血統なのであまり気にすることもないかと思います。

 

厩舎も安田隆行厩舎ということで、馬体、血統から間違いなく短距離が主戦場になる当馬にとって心強い限り。最高なところに配されたと思います。

 

というわけで、僕が申し込んだ厳選の一頭は、

 

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メジロアリス

 です。 (写真はシルク様HPより)

 

ダイワメジャー産駒は、見栄えがするのと裏腹に、その重厚感溢れる筋肉が硬さや重さで逆にハンデになることがままある印象があり、個人的には絶対に出資しないだろうなと思っていた種牡馬でした。ただこの馬は良い意味で筋肉がついていないというか、非常にしなやかな筋肉を纏っていて、それが歩様からも垣間見えます。

 

僕は愛馬がたくさん走ってくれるのが嬉しいので、同じ馬に複数口行くなら1口を複数の馬にばらけさせることを考えていましたが、この馬は2口いきました。たかが1口だけですが、貧乏リーマンの僕にとってはかなりの決断です。

言い換えると投資としても魅力的な1頭。まず回収は固いと思いますし、早期始動から層が薄い2歳戦線でまずは荒稼ぎしてほしいところです。正直かなりの自信があります。

 

因みに最後まで迷ったのが他に2頭。ピラミマとリアアントニアです。サロミナも終盤まで候補に入っていましたが、あの脚であの巨漢を支えるとなると故障のリスクと常に向き合っていかないといけないと思い、断念しました。歩様は秀逸でしたし、堀先生にも預かってもらいたかったので結構迷いましたね。

ピラミマ、リアアントニア共に馬自体はシルクで募集された全姉以上なのでかなり魅力的ではありましたが、比較対象がメジロアリスとなるとやはり値段がネックになり断念しました。正直これらディープ産駒に1口いったと思ってアリスに2口いった、というのもあります。

 

今年はこの1頭に突撃したので、非当選ならこの世代はシルクでの出資が0頭になります。16年産も0頭だったので、非当選だった暁には今後もうシルクでの出資はせず、現役世代が引退したら退会する方向です。

これくらい世代に穴が開かないと一口クラブもやめる決意を固められないですからね。良いきっかけになると捉えます。

 

それでは、当落発表を楽しみに待ちましょう。

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